[こっこタイム。]のまっとうな怒り
沖縄タイムスの[こっこタイム。]が熱い。
「人があったかいし」
おや?空港から近距離でタクシーに乗ってみな。本当にみんないい人だといいね!
「海がきれいだし」
おやおや、君が見たのは観光客目当ての埋め立て人工ビーチですね?
「癒やされる」
それは現実逃避の限られた時間の中で、無責任に甘えられるからだろ?
どんな時も、三線弾いて歌って?
悲しみの上に咲く笑顔が素敵(すてき)?
はい、大変きれいではありますが。
選択肢がなかったから、もう笑うしかなかっただけの話。
沖縄は「怒り」を忘れやすい。
そうでなければ生きられないことを知っているから。どうやってでも明るく笑おうとする。
そして、そのいじらしい県民性は、全国的にも市民権を得た。
だから、どうせ笑って許してもらえると、どこかで想われている。
「怒り」を忘れられない人は「ただの怒っている人」になってしまう癒やしの島だ。
私はきっと「島の怒りん坊」。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-07_9944/
本土の人間(愛媛県出身、川崎市在住)として肝に銘じたい。構造的差別、圧倒的な無知、独善・・・と負の堆積はあまりに巨大ではあるけれど。