2012-01-01から1年間の記事一覧

安倍政権の「ヘソ」は極右・稲田行革相ではないか−あるいは放置される人々

政権発足直後から「金融緩和」「インフレターゲット」「財政出動」を公言したせいで、ご祝儀相場と思われる以上に、「円安」「株高」が進み、安倍内閣への景気回復の期待はさらに高まりつつある。たとえばこのブログ、 幸いにしてアベノミクスを好感し、市場…

「嫌中・嫌韓」の友人と呑んで−彼は何に突き動かされているのか

自民党の大勝に終わった衆議院議員選のあと、「嫌中・嫌韓」の言動に辟易して、しばらく敬遠していた友人に、なぜか会う気になった。 20代の頃、バイト先で知り合い、今も付き合いの続いている同世代の男なのだが、3年ほど前から突然、反中国・反朝鮮の言動…

辛辣の裏にある「痛み」―余華「ほんとうの中国の話をしよう」

アマゾンのサイトで「中国」と打ち込んで検索すると、「2014年、中国は崩壊する」とか「中国危機」、「捏造」、「策動」「中国に立ち向かう・・・」など、1ページ目から中国に対し、悪意や敵意をむき出しにした本が何冊も出てくる。「人気度」で検索し直しても…

あるフリーライターの尖閣予測への疑問

一昨日、中国共産党の第18回党大会が開かれた。これに関係することなので、あまり日を置かないよう、書いておくことにする。 尖閣問題がクローズアップされて間もなく、ふるまいよしこ氏という、おもに中国関係のことを書くライターのツイッターアカウントを…

「反政府」なら「正義」なのか? 国枝昌樹「シリア アサド政権の40年史」を読む

シリアで反政府勢力が蜂起し、内戦になりつつある。8月にはフリージャーナリストの山本美香氏が反政府勢力の自由シリア軍を取材中、銃撃されて亡くなった。撃ったのはシリア政府軍(—だが真相は不明—)とされ、突然、「暴虐なシリア政府軍」「それに対抗し…

パンドラの箱は片山氏一人で開けたわけではない

自民党参議院議員の片山さつき氏は河本準一氏が記者会見で、もらった生活保護を返還すると話したことについてこう言っている。 「この制度にもらい得はないと訴える最大の目的は果たした」「…これを機に、適正給付に向け、制度の穴を閉じていく体制の提言を…

2012年05月22日のツイート

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恣意的なレッテルとしての―「マイノリティ憑依」

フォロワーの方から「マイノリティ憑依」という言葉を教えてもらった。「憑依」というと「狐憑き」や「コックリさん」を連想するが、「弱者や被害者の気持ちを代弁して神のような無敵の視点から相手を批判、攻撃する」という意味らしい。 「用法は?」という…