キングの最後の活動
・・・(マルティン・ルーサー)キングは「平等の公理」を追求した。それは人種差別という単一の主題をはるかに超えたものだった。死亡したのも、反貧困、反戦を説いてまわる最中のことで、ヴェトナム戦争反対を公言し、1968年4月にメンフィスで暗殺されたのだが、そこにいたのは、ごみ収集作業員のストライキを支持するためだった。(69ページ)
マルコムXが有名になってからは影が薄くなっていたけれど、この死に様はかっこよすぎ。
ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として (ちくま新書)
- 作者: スラヴォイ・ジジェク,栗原百代
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/07/07
- メディア: 新書
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